経済学

  • 生:LG2e207
  • 食:FG2e207
  • 幼:CG2E107
担当教員 入学年度
杉本 龍紀(スギモト タツノリ) 2025年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
共通教養/講義/2単位 全学科/2年/前期/開放
担当教員 杉本 龍紀(スギモト タツノリ)
入学年度 2025年度
授業形態・単位等 共通教養/講義/2単位
学科・学年・開講時期等 全学科/2年/前期/開放

授業の概要(目的と目標)

現代の人間は「社会」の中で生き、働いてお金を得て、そのお金で他の誰かが作ったモノやサービスを買うなどの「経済」を通じて他者とつながり、さらに消費税をはじめ税金を負担・支払うなど、誰でも多様な経路で「経済」と常に関わっている。私たちは「経済」を避けては生きていけない存在である。「経済」の仕組み、現状、問題などを知り考えることは、生きていくことを考えることにもなる。そこで、受講者が「学生の到達目標」に示す諸力を得ることを目的として授業を展開する。

学生の到達目標

1.注目すべき経済的事象の意味や経済政策について理解し、その適否などについて根拠ある判断ができる。
2.経済・経済学の基礎的な概念・用語の意味を説明できる。
3.新聞(一般紙)に登場する主要で基本的な経済用語を理解・説明できる。
4.現代日本の経済社会の諸特徴や問題点について見解を表明できる。
5.望ましい社会のあり方について意見を持てる。

学位授与の方針(DP)との関連 生:1 3 食:3 幼:3

授業計画

1.オリエンテーション:科目説明・経済を学ぶ意味他
2.最近の経済状況
3-4.「豊かになる」とは-GDPと経済成長、経済政策
5.行き詰まる日本経済-歴史と現在
6.働くことの経済学-近年の労働問題から
7-8.景気・景気循環・景気変動、経済の本質的不安定性
9-10.市場の主要な役割・機能-需給調整、完全競争
11.「市場の失敗」と政府の役割
12.経済的格差と所得再分配
13.国家と財政
14.平等、公正、競争、効率、豊かさそして所得再分配-経済のあり方を考える
15.時事問題(経済トピックス)の検討(2024年は円高・円安-外国為替相場)

事前・事後学習

なによりも、授業で取り上げる事項を含めて日々のニュースに関心をもつこと、とくに新聞を見る・読むことが最良の事前・事後学修である(インターネット上のニュースサイトなどでもよい)。とくに授業期間中は、毎日15分以上はそれらを行うこと。
毎回、事後学修課題(その日の授業内容のまとめと疑問・質問)を課す。

評価の方法・観点

各回の授業後に提出を求める事後学修課題「今日のポイントと疑問・質問」の評価点(毎回最高5点)(約40%)と学修成果の総体的獲得度を確認するレポート(最高100点)(約60%)の合計点を100点に換算して評価する。

 

教科書 とくに用いない。必要な資料などは配付する。
参考書 必要に応じて講義中に紹介するが、日々のニュースが最良の参考資料だと言える。
試験結果のフィードバック 毎回の提出物(メールで提出)には必ずコメントや疑問・質問の回答を付して返信するので、知見を豊かにしてほしい。
採点したレポートは授業時間外に返却して必要な説明・補足を行う。
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講
双方向型授業の開講 機器を用いた双方向型授業は予定していない。