食品学基礎実験

  • 食:FS1f115
担当教員 入学年度
諸橋 京美(モロハシ サトミ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/実験/1単位 食物栄養専攻/1年/前期/非開放
担当教員 諸橋 京美(モロハシ サトミ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/実験/1単位
学科・学年・開講時期等 食物栄養専攻/1年/前期/非開放

授業の概要(目的と目標)

・実験に慣れ親しみ、器具の取り扱いなど基本手技を修得する。
・実験内容を理解したうえで共同実験者と協力して作業をすすめ、得られた結果を論理的にレポートにまとめる力を修得する。

学生の到達目標

1.安全に配慮し、正しい操作で実験を遂行できる
2.手順や考えを他者に説明することができる
3.指定された形式に則ったレポートを作成できる

学位授与の方針(DP)との関連  食:1 3 

授業計画

1.オリエンテーション:授業計画、注意事項、器具説明
2.試薬調製:試薬調製練習、器具の取り扱い方、洗浄方法(AL)
3.-4.演習:レポートの書き方、濃度等の計算問題(AL)
5.-6.中和滴定:酸と塩基の反応によるpHの変化、ファクターの求め方(AL)
7.中和滴定:食品中の酸濃度の測定(AL)
8.タンパク質の定性実験:ビウレット反応、熱凝固反応など(AL)
9.等電点沈殿:カゼインの分離(AL)
10.糖の定性実験:フェーリング反応、銀鏡反応など(AL)
11.糖の分解:アミラーゼによるデンプンの分解(AL)
12.米の吸水率:米の種類、水温、時間による吸水率の違い(AL)
13.色素分析:pH、熱、酸によるクロロフィルの変化(AL)
14.色素の検出と同定:薄層クロマトグラフィーによる分画(AL)
15.食品物性:エマルションの安定性、ゾルとゲル(AL)
16.実技試験および講評

事前・事後学習

毎回実験レポートを提出する。
レポート作成にあたっては附属図書館を利用し、食品学に関する文献、実験書を参考にすること。

評価の方法・観点

レポート 50%、実技試験 50%
単位認定試験規程第3条(4)を適用することがある

 

教科書 プリントを配布
参考書 『基礎からの食品実験』編者:山辺重雄、高橋幸資(幸書房)
試験結果のフィードバック 授業時間内に添削したレポートを返却、実技試験は試験後に講評する
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 グループワーク、ディスカッション
双方向型授業の開講