造形表現指導法(環境・表現)

  • 幼:CS2A211
  • 実務家教員担当科目
担当教員 入学年度
篠木 真紀(シノキ マキ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/演習/1単位 幼児教育学科/2年/前期/開放
担当教員 篠木 真紀(シノキ マキ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/演習/1単位
学科・学年・開講時期等 幼児教育学科/2年/前期/開放

授業の概要(目的と目標)

1.幼稚園教育要領及び保育所保育指針に示された表現、環境のねらい及び内容を理解し、指導案を作成し、実践する。
2.幼児が感じたことや考えたことを表現し、創造性を豊かにできるような造形活動について考察する。
3.幼児が造形活動を通して周囲の様々な環境に関心を持ち、活かしていける造形教材を策定する。
4.造形表現に関する素材や道具の特性を踏まえ、評価や指導上の留意点を理解し、小学校図画工作とのつながりを理解する。
5.幼稚園教育要領及び保育所保育指針を読み込み、それらに基づいた指導法を作成する。
6.実際にかいたりつくったりする活動を体験し、幼児が表現することの喜びについて話し合う。
7.自然物や身の回りの物、事象や文化に親しみを持てる教材を作成する。
8.造形表現に用いる素材や道具の特徴を理解し、実際に教材を作成する。

学生の到達目標

1.幼稚園教育要領及び保育所保育指針に示された表現、環境のねらい及び内容を理解し、指導案を作成し、実践することができる。
2.幼児が感じたことや考えたことを表現し、創造性を豊かにできるような造形活動について考察することができる。
3.幼児が造形活動を通して周囲の様々な環境に関心を持ち、活かしていける造形教材を作成することができる。
4.造形表現に関する素材や道具の特性を踏まえ、評価や指導上の留意点を理解し、小学校図画工作とのつながりを理解できる。

学位授与の方針(DP)との関連   幼:1 3

授業計画

1.オリエンテーション、幼稚園教育要領(環境、表現)と造形活動について
2.保育所保育指針(環境、表現)と造形活動について
3.幼児の手の発達 色、手触り、形を楽しむ教材演習
4.造形活動における環境構成や活動の流れ
5.自由にかく、動植物をかく 絵画の発達段階 絵画道具と素材の扱い方
6.我が国の伝統文化、生活風習、行事における物作りについて
7.共同制作 友達に感動を伝え合う造形活動
8.造形指導案の作成
9.ICTを用いた造形指導の在り方
10.基本的図形を用いた造形活動、工作道具と工作素材の扱い方
11.身近な素材でのおもちゃ作り 作って遊ぶ
12.土、砂、水、粘土等の自然素材と造形表現
13.生活の中の意匠や標識デザイン 国旗のデザイン
14.イメージの表現 受容的な作品評価
15.幼児期の造形表現から小学校図画工作へ

事前・事後学習

事前に教科書を読んでおくこと。

評価の方法・観点

レポート評価(30%)、授業内課題(20%)、指導案(20%)、作品提出(20%)、授業の姿勢(提出期限の遅れ等減点対象)(10%)

 

教科書 「保育をひらく造形表現」(槇 英子)
参考書 ・保育所保育指針(平成29年3月告示、厚生労働省)、幼稚園教育要領(平成29年3月告示、文部科学省)、幼保連携型認定こども園教育・保育要領(平成29年3月告示、内閣府) ・「図画工作・美術用具用法事典
試験結果のフィードバック 講義内で行う
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 演習中に、積極的に他学生と製作について意見を交わす。
双方向型授業の開講 コロナ感染対策により実施する場合がある。