- 生:LG2e216
- 食:FG2e216
- 幼:CG2Z116
担当教員 | 入学年度 |
---|---|
井上 薫(イノウエ カオリ) | 2024年度 |
授業形態・単位等 | 学科・学年・開講時期等 |
共通教養/演習/1単位 | 全学科/2年/後期/開放 |
担当教員 | 井上 薫(イノウエ カオリ) |
---|---|
入学年度 | 2024年度 |
授業形態・単位等 | 共通教養/演習/1単位 |
学科・学年・開講時期等 | 全学科/2年/後期/開放 |
授業の概要(目的と目標)
韓国のドラマやK-popの影響で文化的には日常の関心事にもなりやすい一方、日本とは政治的・歴史的に未解決の課題も大きい「近くて遠い国」について、言葉と歴史を通して理解を深めたい。
1.韓国・朝鮮の言葉の初歩を学び、日本との共通性、違いを知る。
2.日本との深いつながりがある歴史的な事実を学び、「反日」・「嫌韓」を越えた理解を促したい。
学生の到達目標
1.へ、バ、ワ、カ、タ、サ、ヂォ+ヨを理解し、使えるようになる。
2.ハングル(文字)の仕組みを説明し、読み、書くことができる。
3.簡単な挨拶ができ、数字が読め、時刻、数を数えられる。
4.食文化の相違、類似点を説明できる。
学位授与の方針(DP)との関連 生:1 3 食:3 幼:3
授業計画
各回、朝鮮と日本の関係史あるいは文化の類似・相違について30分程度、ハングルを60分程度、並行して進める。時間配分を変える場合もある。歴史・言葉・食文化の3要素は次の表記(授業形態)とする。
言語:言)(講義・演習)、歴史:史)(講義)、食文化:食)(講義・演習) T=テキストの課数
1.言)~です。助詞(T.01-03,10)。 言ってみよう!一音で伝わる へ、バ、ワ、カ、タ、サ、ヂォ(T.22)。聴き取れたら動いてみよう。(AL)
2.史)植民地解放後の南北分断と日本、言)ハングルの仕組み(漢数字、文字)ハングルの「こそあど」、動詞の丁寧形(T.04-06)
3.史)百済と飛鳥文化、言)ある・ない、疑問詞1、漢数字(T.07-09)
4.史)秀吉軍の朝鮮侵略、言)ヘヨ体・略体上称(T.11-13)
5.言)ハングル解読練習(濁音化、連音化)、食)食関係の言葉を読もう
6.史)朝鮮通信使・文化交流、言)~したい(T.14-15)、固有数詞(T.18)と時刻・年月日の表現(T.19)(AL)
7.史)日本による開国強制、言)~で(にて)、否定(T.16-17)
8.史)日清戦争と朝鮮、言)短文・助詞の付替え練習
9.史)日露戦争と朝鮮、言)疑問詞2、~てください(T.20-21)
10.史)北大古河講堂事件と日本人官吏、言)禁止命令、過去形(T.23-24)
11.史)植民地支配、言)数の応用(AL)
12.史)朝鮮人労務動員、言)仮定、未来形(T.25-26)
13.食)食文化体験(AL)<コロナ対策が必要な場合は中止、別内容>
14.史)日本の民族学校、言)義務、理由、可能、勧誘の表現(T.29-32)
15.言)形容詞・動詞の連体形(T.33-36)
16.筆記および口頭試験(ハングル関係のもの)
事前・事後学習
言語関係では、短期間に慣れるように、写し書きなどの予習・復習問題を予定。
標準時間は60時間
評価の方法・観点
1.言葉では、平常時に書き写しや例文作りの課題を行う。提出課題は30%。
2.関係史・食文化では、レポートを評価する。40%。
3.言葉の試験(書く・話す・読む・聞くの初歩)は30%。
教科書 | 『書き込み式だからわかりやすい!いちばんやさしい韓国語文法ノート(初級編)』監修:幡野泉、著:柳志英(永岡書店) |
---|---|
参考書 | 『東アジア史のなかの日本と朝鮮』吉野誠(明石書店)、『韓国歴史地図』韓国教員大学歴史教育科著・吉田光男監訳(平凡社) |
試験結果のフィードバック | 授業時間外に個別に採点済みの答案を返却し、必要な説明・補足を行う。 |
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 | できるだけ、習った表現を使って韓国/朝鮮語で話ができるよう試みる。 |
双方向型授業の開講 | 簡単な会話を行う。必要により、Google Classroom で補足情報をやりとりする。 |