簿記検定演習

  • 生:LS1e233
担当教員 入学年度
杉本 龍紀(スギモト タツノリ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/演習/1単位 生活科学専攻/1年/後期/開放
担当教員 杉本 龍紀(スギモト タツノリ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/演習/1単位
学科・学年・開講時期等 生活科学専攻/1年/後期/開放

授業の概要(目的と目標)

「簿記1」「簿記2」に続き、企業の財務状態や経営成績把握の基礎となる簿記作業の基本学修を進めて、日本商工会議所 簿記検定試験3級受験に要する知識・技能を修得し検定試験を受験し合格することを目的として、授業を行う。
※「簿記2」単位修得者対象

学生の到達目標

1.日本商工会議所 日商簿記検定試験3級受験に必要な知識と技能を修得する。
2.日本商工会議所 日商簿記検定試験3級で出題される問題の諸パターンを知り、知識・技能を広げる。
3..これらにより検定試験受験・合格に要する諸力を獲得する。

学位授与の方針(DP)との関連 生:3  

授業計画

1.オリエンテーション(授業計画と評価、日商簿記検定3級試験について)
 「簿記1」「簿記2」の仕訳復習問題
2.決算整理1(現金過不足、当座借越勘定、貯蔵品への振り替え)
3.決算整理2(貸倒引当金、売上原価)
4.決算整理3(有形固定資産の減価償却と売却)
5.決算整理4(消費税納付額の計算)
6.決算整理5(費用・収益の前払いと前受け)
7.決算整理6(費用収益の未払いと未収)
8.決算整理7(決算整理後残高試算表と精算表)
9.決算整理前残高試算表と決算整理後残高試算表
10.決算整理後残高試算表から貸借対照表と損益計算書の作成
11.勘定の締切
12.剰余金の配当、売上原価勘定での売上原価の算定
13.証ひょうからの記帳
14.勘定記入
15.検定試験総合演習
16.学修成果の獲得度を確認する定期試験
※ 本科目の授業・定期試験終了後に、希望者を対象とする検定試験受験特別講座を予定している。積極的に参加してほしい。

事前・事後学習

事前学修:原則として、授業で用いる資料を事前にClassroomで公開するので、教科書を参照しながら、必ず読み込んでおくこと。
事後学修:原則として、授業後に復習課題を示すので、次回の授業までに取り組むとともに、疑問点・不明点は必ず質問すること。

評価の方法・観点

検定試験に準じるレベルの定期試験(筆記試験:100点満点)で評価する。

 

教科書 (簿記1・簿記2・簿記検定演習共通)
滝澤ななみ『みんなが欲しかった簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第12版(みんなが欲しかったシリーズ)』TAC出版
参考書 (簿記1・簿記2・簿記検定演習共通)
滝澤ななみ『みんなが欲しかった簿記の問題集 日商3級 商業簿記 第12版(みんなが欲しかったシリーズ)』TAC出版
その他、多くの参考書や問題集が刊行されているので、積極的に利用してほしい。
試験結果のフィードバック 授業時間外に個別に採点済答案を返却し、配付する解答例で説明・補足を行う。
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講
双方向型授業の開講 機器を用いた双方向型授業は予定していない。