簿記Ⅱ

  • 生:LS1e132
担当教員 入学年度
杉本 龍紀(スギモト タツノリ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/講義/2単位 生活科学専攻/1年/前期/開放
担当教員 杉本 龍紀(スギモト タツノリ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/講義/2単位
学科・学年・開講時期等 生活科学専攻/1年/前期/開放

授業の概要(目的と目標)

「簿記1」に続き、企業の財務状態や経営成績把握の基礎となる簿記作業の基本学修を進めて、日本商工会議所 簿記検定試験3級受験に要する知識・技能の過半の修得を目的として、授業を行う。
・各種の帳簿の意義を理解し、作成できる。
・会計期間中の簿記作業を理解し、実践できる。
・決算の意義と流れを理解できる。
・これらを通じて、日本商工会議所 日商簿記検定試験3級合格に必要な技能の過半を身につける。
※原則として「簿記1」の単位修得(見込)者対象

学生の到達目標

1.主要簿(仕訳帳・総勘定元帳)の意義を理解し、誤りなく記入できる。
2.補助簿(補助記入帳・補助元帳)の意義を理解し、誤りなく記入できる。
3.試算表の意義と仕組みを理解し、誤りなく作成できる。
4.伝票・仕訳日計表の意義を理解し、誤りなく作成できる。
5.試算表の意義を理解し、異なる2種の試算表をそれぞれ誤りなく作成できる。
6.決算手続きの流れを理解できる。
7.精算表作成の基礎的な作成方法が身につく。

学位授与の方針(DP)との関連 生:3  

授業計画

1.仕訳帳
2.総勘定元帳
3.現金出納帳と当座預金出納帳
4.小口現金出納帳
5.仕入帳と売上帳
6.受取手形記入帳と支払手形記入帳
7.売掛金元帳
8.買掛金元帳
9.商品有高帳
10.固定資産台帳、仕訳と補助簿の関係
11.伝票会計
12.仕訳日計表
13.合計試算表と残高試算表
14.決算手続の流れと精算表
15.帳簿作成のまとめ
16.学修成果の獲得度を確認する定期試験

事前・事後学習

事前学修:原則として、授業で用いる資料を事前にClassroomで公開するので、教科書を参照しながら、必ず読み込んでおくこと。
事後学修:原則として、授業後に復習課題を示すので、次回の授業までに取り組むとともに、疑問点・不明点は必ず質問すること。

評価の方法・観点

学修成果の全体的な到達度を確認する定期試験(筆記試験:100点満点)で評価する。

 

教科書 (簿記1・簿記2・簿記検定演習共通)
滝澤ななみ『みんなが欲しかった簿記の教科書 日商3級 商業簿記 第12版(みんなが欲しかったシリーズ)』TAC出版
参考書 (簿記1・簿記2・簿記検定演習共通)
滝澤ななみ『みんなが欲しかった簿記の問題集 日商3級 商業簿記 第12版(みんなが欲しかったシリーズ)』TAC出版
その他、多くの参考書や問題集が刊行されているので、積極的に利用してほしい。
試験結果のフィードバック 授業時間外に個別に採点済答案を返却し、配付する解答例で説明・補足を行う。
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講
双方向型授業の開講 機器を用いた双方向型授業は予定していない。