- 食:FS1f107
担当教員 | 入学年度 |
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渡辺 剛志(ワタナベ ツヨシ) | 2024年度 |
授業形態・単位等 | 学科・学年・開講時期等 |
専門教育/講義/2単位 | 食物栄養専攻/1年/前期/開放 |
担当教員 | 渡辺 剛志(ワタナベ ツヨシ) |
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入学年度 | 2024年度 |
授業形態・単位等 | 専門教育/講義/2単位 |
学科・学年・開講時期等 | 食物栄養専攻/1年/前期/開放 |
授業の概要(目的と目標)
生体を構成している物質の構造と化学的な特性を理解することに主眼を置く。特に三大栄養素である糖質、脂質、タンパク質についてしっかりと基礎知識を身につける。また核酸、ビタミン、酵素、ホルモン、無機質など、生体の生理機能に関与する物質も取り上げる。
学生の到達目標
1.基礎的な有機化学の知識を用いて生体物質について説明できる。
2.生体物質の構造、機能を理解し説明できる。
学位授与の方針(DP)との関連 食:1
授業計画
1.有機化合物1:元素、原子、分子(講義)
2.有機化合物2:炭化水素の種類、官能基(講義)
3.有機化合物3:ルイス構造、共有結合(講義)
4.糖質1:単糖類(講義)
5.糖質2:二糖類、多糖類(講義)
6.脂質1:脂肪酸の基礎、脂肪酸の種類(講義)
7.脂質2:単純脂質、複合脂質、誘導脂質(講義)
8.タンパク質・アミノ酸1:アミノ酸の基本構造、グループ分け、必須アミノ酸(講義)
9.タンパク質・アミノ酸2:タンパク質の構造、タンパク質の変性(講義)
10.無機質:生体内の無機質、体内の無機質の調節機構(講義)
11.ヌクレオチド・核酸とは、ヌクレオチドの構造(講義)
12.酵素:化学反応、酵素について、酵素の種類(講義)
13.ホルモン:各種ホルモン、情報伝達(講義)
14.ビタミン:水溶性ビタミン(講義)
15.代謝異物代謝と異物代謝:生体異物代謝、活性酸素とその除去反応(講義)
16.定期試験
事前・事後学習
生化学は、高等学校での化学と生物の知識が基礎となっている。ゆえに授業開始前に、化学と生物で使用した教科書で復習してほしい。また、未履修者は、図書館や書店で、各自にあった高校教科書を見つけ勉強しておくことが望ましい。授業期間中は、指定教科書の授業テーマに該当する章を読み込み、授業に臨むこと。
評価の方法・観点
試験:筆記試験100%で評価する。
教科書 | 木元幸市、後藤潔編著 『四訂 生化学』 建帛社 |
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参考書 | 必要に応じて講義中に紹介する。 |
試験結果のフィードバック | 授業時間外に添削した答案の返却を行う。 |
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 | - |
双方向型授業の開講 | - |