環境論

  • 幼:CS2A203
担当教員 入学年度
秦 直人(ハタ ナオト) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/演習/1単位 幼児教育学科/2年/後期/非開放
担当教員 秦 直人(ハタ ナオト)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/演習/1単位
学科・学年・開講時期等 幼児教育学科/2年/後期/非開放

授業の概要(目的と目標)

今日の子どもを取り巻く自然、社会的環境から幼児の心身の発達課題をとらえ、生きる力を培う領域「環境」の役割について理解する。
子どもが環境に関わる力を培う方法について実践例を通して学び、教材提供の実際について演習する。

1.今日の子どもの現状と取り巻く環境の実態を把握し、領域「環境」の教育保育での役割をとらえる。
2.子どもが環境との関わりを深める保育の実践例を分析し、保育を進める視点をとらえる。
3.子どもを取り巻く自然環境や社会環境に関心を持ち、体験を通して提供する事柄をとらえる。
4.子どもが環境との関わりを深める保育の実践例を分析し、保育を進める視点をとらえる。

学生の到達目標

1.領域「環境」の目標、ねらい、内容についてとらえ、保育上の役割を理解できる。
2.領域「環境」の保育内容に関連した保育実践例を読み解き、保育における役割を説明できる。
3.子どもを取り巻く環境に関連した多様な事象に関心を持ち、積極的に体験しようとする姿勢をもつことができる。

学位授与の方針(DP)との関連   幼:1 3

授業計画

1.オリエンテーション
  科目説明(概要・到達目標・事業計画・準備学習・評価の方法や観点)(講義)・演習・グループ分け・グループ内容検討等(AL)
2.領域「環境」の保育教育的役割・幼稚園教育要領・保育所保育指針での位置づけ(講義)
3.子どもの育ちにかかわる現代の生活環境とその課題(講義)
4.環境への興味とかかわり方の発達(講義)・グループ発表課題の検討(AL)
5.幼児期の発達課題と環境との関わりを理解する(講義)
6.子どもの活動を引き出す保育環境(講義)
7.小試験とグループ発表課題の検討(AL)
8.ものとの関わりにおける子どもの育ち(グループ発表・検討)(AL)
9.生き物との関わりにおける子どもの育ち(グループ発表・検討)(AL)
10.自然・季節との関わりにおける子どもの育ち(グループ発表・検討)(AL)
11.地域社会・施設との関わりにおける子どもの育ち(グループ発表・検討)(AL)
12.情報環境・文化財との関わりにおける子どもの育ち(グループ発表・検討)(AL)
13.数量・図形への興味と認識の育ち(グループ発表・検討)(AL)
14.文字・標識への興味と認識の育ち(グループ発表・検討)(AL)
15.講評とまとめ   子どもの環境への関わりを促す保育者の役割(講義)

事前・事後学習

予告された講義範囲の内容を事前に学習し、疑問や感想などをもって授業に主体的に臨む。
授業の終わりに授業評価と新たな学びや新たな疑問を記述する出席票を提出する。次時の授業の初めにその内容を数点紹介で、前時の振り返りと本時の導入に活用する。
グループ・プレゼンテーションにおいては、各自割当たった範囲を責任を持ってまとめ、情報機器や実物等を活用しながらわかりやすい発表の準備をする。

評価の方法・観点

小試験(25%)、グループ発表の内容(30%)、授業内容の理解・感想等(20%)グループ発表に基づくミニレポート(25%)などを総合的に判断し評価する。

 

教科書 シートブック保育内容「環境」第3版 榎沢良彦・入江礼子編著 建帛社
参考書 幼稚園教育要領・保育所保育指針・幼保連携型認定こども園教育・保育要領  
「子どもと環境」田尻裕美子・無藤隆編 同文書院
試験結果のフィードバック 授業時間内に小演習、レポート等の添削・解説、返却などを行う。
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 演習・検討・発表
双方向型授業の開講 随時