公衆栄養学概論

  • 食:FS2f125
担当教員 入学年度
山﨑 美枝(ヤマザキ ミエ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/講義/2単位 食物栄養専攻/2年/後期/開放
担当教員 山﨑 美枝(ヤマザキ ミエ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/講義/2単位
学科・学年・開講時期等 食物栄養専攻/2年/後期/開放

授業の概要(目的と目標)

地域社会や集団で生活をする人々の健康の維持・向上するために、栄養士がどのように実践活動していくかを知り、社会経済環境・自然環境等、栄養・健康・食生活へ影響を及ぼす諸要因の問題点を正しくとらえ適切な評価をし、改善への方策を立てることのできる力を養う。また保健・医療・福祉・介護システムと栄養問題、国の健康づくり対策と公衆栄養活動について学ぶ。

学生の到達目標

1.公衆栄養活動における食と健康の環境づくりを説明できる
2.公衆栄養マネジメントサイクルの各課程における目的、手法、留意点等を説明できる
3.栄養疫学の基本である食事調査の方法と特徴を説明できる
4.国民栄養の現状を理解し問題点を述べることができる
5.国の健康増進基本方針と地方計画の策定について説明できる
6.食生活指針・身体活動指針・休養指針を説明できる
7.食事摂取基準の基本的な考え方と活用方法について説明できる
8.公衆栄養プログラムの根拠となっている法や施策、事業などについて説明できる
9.世界の健康・栄養問題の現状と政策について説明できる

学位授与の方針(DP)との関連  食:1 2 

授業計画

1.オリエンテーション、公衆栄養学の概念、公衆栄養活動(講義)
2.健康・栄養問題の現状と課題(講義)
3.公衆栄養関連法規(講義)
4.管理栄養士・栄養士制度(講義)
5.国民健康・栄養調査(講義)
6.実施に関連する指針・ツール(講義)
7.国の健康増進基本方針と地方方針(講義)
8.諸外国の健康・栄養政策(講義)
9.栄養疫学(講義)
10-11.公衆栄養マネジメント(講義)
12-14.地域特性に対応したプログラムの展開(講義・事例発表とディスカッション)(AL)
15.定期試験
16.講評とまとめ(講義)

事前・事後学習

毎回、事前にテキストを読み予習して臨むこと。
ニュース等で健康、栄養、食環境等の最新情報を確認すること。


評価の方法・観点

定期試験 100%

 

教科書 『ウェルネス公衆栄養学』、加島浩子、森脇弘子編集(医歯薬出版)
参考書
試験結果のフィードバック 授業時間内に試験結果の講評・解説を行う
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 3回の授業において、公衆栄養活動事例発表とディスカッションを行う
双方向型授業の開講