児童文学・文化研究

  • 幼:CS1X213
  • 実務家教員担当科目
担当教員 入学年度
河田 由美子(カワダ ユミコ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/講義/2単位 幼児教育学科/1年/前期/開放
担当教員 河田 由美子(カワダ ユミコ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/講義/2単位
学科・学年・開講時期等 幼児教育学科/1年/前期/開放

授業の概要(目的と目標)

絵本や紙芝居、わらべうたなどの多様な児童文学・文化に出会い、それぞれの物語を味わい、それらを保育・幼児教育の場や、他者とのコミュニケーション、自らが生きる上で生かす方法を学び、実践する。

学生の到達目標

1.保育・幼児教育における児童文学・文化の役割や大切さを理解し、伝えるスキルを習得できる。
2.数多くの児童文学・文化に出会い、場面や発達に適する選書眼・実践力を身につけることができる。
3.様々な分野の児童文学・文化に親しみ、人間や社会への視野を広げることができる。
4.命や一人ひとりの人格の尊厳を大切にする感性を育むことができる。
5.想像力を培い、他者を思いやったり、自身の気持ちと向き合い表現する方法を身につけることができる。

学位授与の方針(DP)との関連   幼:1 3

授業計画

1. オリエンテーション(科目説明・自己紹介・児童文学・文化について)
2. 絵本を味わう~絵本の魅力・絵本の力~いろいろな絵本に出会う
3. 赤ちゃんと絵本~オノマトペ(擬音・擬態語)・繰り返し・わらべうた絵本 他
4. 好きな作品(絵本・児童文学)を紹介し合う(グループワーク)
5. 「昔ばなし」と「わらべうた」
6. 児童文化財(視覚教材・シアタースタイル)の活用法・うた絵本・手遊びの活用
7. 「世界でたった1冊の絵本」を作ろう!(手づくり製本)
8. 「世界でたった1冊の絵本」を作ろう!(創作への想いやイメージをふくらませる)
9. 児童文化財を作って演じてみよう!
10. 紙芝居・パネルシアターの演じ方
11. 「絵本の読みあい」ワークショップ
12. 「発表会」(絵本の読み聞かせ・手遊び・紙芝居・パネルシアター等)の準備(グループワーク)
13. 発表会
14. 絵本を通して伝えたいこと
15. 「児童文学」について~生きることを励ます文学
16. 筆記試験

事前・事後学習

学内や公共図書館、書店などに出向き、様々な本を自ら手に取り、児童文学・文化に主体的に親しむことが事前・事後学修につながります。ボランティアや実習などでも積極的に実践し、楽しみ、学びにつなげてください。

評価の方法・観点

・毎授業における「学び・感じたこと」のレポート 20%
・製作・実践発表 20%
・筆記試験 60%

 

教科書 『ことばと表現力を育む 児童文化』(萌文書林)
参考書 授業の中で紹介します
試験結果のフィードバック 採点後に、講評と必要に応じた説明をプリントして答案と共に返却します
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 「読みあい」ワークショップ・「読み聞かせ」等の実践・グループディスカッション・手づくり絵本製作 他
双方向型授業の開講