保育者論

  • 幼:CS1A218
  • 実務家教員担当科目
担当教員 入学年度
秦 直人(ハタ ナオト) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/講義/2単位 幼児教育学科/1年/前期/非開放
担当教員 秦 直人(ハタ ナオト)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/講義/2単位
学科・学年・開講時期等 幼児教育学科/1年/前期/非開放

授業の概要(目的と目標)

 幼稚園における教職の意義や保育所等における保育士の役割等を学び、それぞれの職務内容を理解し、自らの適性を考察し課題を明らかにする。
1.保育者の役割と倫理について理解する。
2.幼稚園や保育所の制度的な位置づけを理解する。
3.保育者の専門性について考察し、理解する。
4.保育者の協働や専門職としての成長について理解する

学生の到達目標

1.保育の専門職者として、幼児教育や保育のあり方についての課題を理解し、保育者像を持つことができる。
2.保育という仕事の多様性に気づき、種々の課題について考察することができる。
3.一人一人が学びの課題を持ち、自らの考えを持つことができる。

学位授与の方針(DP)との関連   幼:1 3

授業計画

1.オリエンテーション:科目説明、保育者を目指す学びに意欲を持つ(講義)
2.保育者に求められる資質:保育者を目指す今と未来・保育者へのロマン(講義)
3.保育という仕事1:子どもが育つ環境と保育・その仕事の多様性(講義・小演習)(AL)
4.保育という仕事2:保育者の役割と専門性(講義)
5.子どもの成長と発達への視点1:目的を持った保育行為・乳幼児の育ちと指導計画(講義・小演習)(AL)
6.子どもの成長と発達への視点2:保育の形態と指導方法(講義)
7.子どもの成長と発達への視点3:特別なニーズを持った子どもたちへの対応(講義)
8.家庭における子ども、親との連携1:子育ての状況・親の状況と子育てサポート(講義)
9.家庭における子ども、親との連携2:親との関係づくりと親の権利擁護(講義・小演習)(AL)
10.地域のなかの保育者・施設1:子育ての地域環境・「私が目指す保育者像(小論文課題提示・構想)」(講義・小論文)
11.地域のなかの保育者・施設2:子どもの虐待への対応・園や保育者が果たす役割(講義・小演習)(AL)
12.保育者集団と職場環境:保育者集団のあり方と研修とその権利(講義)
13.自己変革ができる保育者・園の課題1:学びの意義と学習の機会(講義)
14.自己変革ができる保育者・園の課題2:まとめ(講義)
15.子どもと保育者の人間的成長(講義)(AL)

事前・事後学習

予告された講義範囲の内容を事前に学習し、疑問や感想などをもって授業に主体的に臨む。
授業の終わりに授業評価と新たな学びや新たな疑問を記述する出席票を提出し、次時の授業はじめにその内容を数点紹介、前時の振り返りと本時の導入に活用する。

評価の方法・観点

最終レポート(60%)
各講義の終わりに実施する小演習「授業内容の理解と感想(出席票)」(40%)

 

教科書 新保育ライブラリ『保育者論 新版』小田豊・笠間浩幸・柏原栄子編著(北大路書房)
参考書 幼稚園教育要領・保育所保育指針・幼保連携型認定こども園教育・保育要領・『保育者と子どものいい関係』加藤繁美著(ひとなる書房)・『保育者論』小川博久・林信二郎(樹村房)
試験結果のフィードバック 授業時間内に小演習、レポート等の添削・解説、返却などを行う。
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 小演習、小論文交流・課題に応じて適宜、討議を実施
双方向型授業の開講 随時