保育原理

  • 幼:CS1B222
  • 実務家教員担当科目
担当教員 入学年度
小林 麻如(コバヤシ マキ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/講義/2単位 幼児教育学科/1年/前期/開放
担当教員 小林 麻如(コバヤシ マキ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/講義/2単位
学科・学年・開講時期等 幼児教育学科/1年/前期/開放

授業の概要(目的と目標)

1.講義・事例検討・観察実習を通して保育の原理及び保育の意義を学ぶ。
2.家庭と保育園及び認定こども園の子育ての連携と共有が、乳幼児期の健やかな成長を育む大きな要因であることを学ぶ。
3.保育所保育指針の基本について理解する。
4.乳幼児期の年齢ごとの発達過程と具体的な特徴を、保育の専門用語を理解しながら学ぶ。
5.保育者に求められる専門的知識と倫理観を学ぶとともに社会に貢献する専門職としての役割りと具体的な保育援助技術習得の重要性について学ぶ。
6.保育の思想と保育の歴史的変遷について学ぶ。

学生の到達目標

1.保育の原理及び集団保育の意義とその意義について説明できる。
2.家庭と保育園の子育ての連携と共有が、乳幼児の健やかな成長を促す大きな要因であることを説明できる。
3.乳幼児期の年齢ごとの成長の過程と具体的な特徴について理解し、保育の専門用語を示しながら説明できる。
4.こどもの発達を育む「指導計画」の意義について理解し、説明できる。
5.保育の歴史及びこどもの保育・教育に貢献した人物について説明できる。
6.保育所保育指針の基本を理解するとともに、保育者の専門性や倫理観、地域の子育て家庭支援者として社会貢献する役割と意義を説明できる。

学位授与の方針(DP)との関連   幼:1 3

授業計画

1.オリエンテーション(科目のねらい、授業計画、学習準備、評価の観点)
2.第1章:保育の本質と保育の意義
3.    保育の場としての集団、保育の場としての家庭
4.第2章:乳幼児の理解(生涯発達における乳幼児期の意義)
    乳幼児の心と身体の発達特性(AL)
5.第3章:保育の歴史(こどもの発見)
6.    世界の保育の歴史、日本の保育の歴史
7.第4章:保育の目的(日本の、戦前・戦後・現在の保育の目的 他)
8.1~4章の振り返りとまとめ
9.第5章:保育のねらいと内容、(保育内容の意義、歴史的変動)
10.第6章:保育方法の原理、保育の形態とこどもの活動
      遊びがもたらす創造的な体験(AL)
11.第7章:保育の環境(こどもを取り巻く環境の変化、保育者という環境)(AL)
12.第8章:教育課程・保育課程(指導計画の基本、評価、改善)
13.第9章:保育者の専門性、保育者の倫理観、質の向上
14.5~9章のまとめと振り返り 
15.まとめ:現代の保育の課題(多様なニーズへの対応)

事前・事後学習

本授業と前期に行う「観察実習体験」の学びと並行して保育原理の理解と学びを促す。
様々な課外体験、ボランティア体験から、保育原理に対する学生の理解向上を促す。

評価の方法・観点

レポート内容(70%)および発表内容(30%)を総合的に評価する。

 

教科書 保育原理 新版 民秋言・河野利津子 北大路書房
参考書
試験結果のフィードバック 授業時間内に試験結果の講評、解説などを行う
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講
双方向型授業の開講 双方向授業は予定していない