レクリエーション理論

  • 幼:CS1Y243
担当教員 入学年度
山本 瑠美(ヤマモト ルミ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/講義/2単位 幼児教育学科/1年/前期/開放
担当教員 山本 瑠美(ヤマモト ルミ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/講義/2単位
学科・学年・開講時期等 幼児教育学科/1年/前期/開放

授業の概要(目的と目標)

レクリエーションの主旨・目的は、心を元気にすることである。レクリエーション・インストラクターとして、人々が自主的、主体的に心を元気にできるようになることを目的に、ゲームや歌やダンスといったレクリエーション活動を用いて手助けができる指導者を養成する。福祉分野や教育分野の施設、学校、地域の事業、企業などの現場で高齢者や子どものみならず全ての世代を対象者としての心の元気づくりの支援を行える方法について理解する。

学生の到達目標

1.レクリエーションの主旨(目的)と手段、レクリエーション支援の目的と方法、レクリエーション・インストラクターの役割について理解できる。
2.レクリエーション活動がもたらす楽しさ、対象者によって異なる心の元気づくりの課題、地域のきずなづくりにレクリエーション支援が貢献できることについて理解できる。
3.ホスピタリティの根拠として信頼関係が築かれる心理的な仕組み、アイスブレーキングの根拠として良好な集団が形成される仕組み、自主的・主体的に楽しむ力を育むレクリエーション活動の展開法の根拠として動機づけの心理的な仕組みについて理解できる。
4.レクリエーション支援のプログラムを実施する上でのリスクマネジメントの視点と方法、レクリエーション支援のプログラム立案の視点と方法について理解できる。

学位授与の方針(DP)との関連   幼:1 3

授業計画

1.レクリエーション概論
2.楽しさと心の元気づくりの理論(1)楽しさを通した心の元気づくりと対象者の心の元気
3.楽しさと心の元気づくりの理論(2)心の元気と地域のきずな
4.レクリエーション支援理論(1)コミュニケーションと信頼関係づくりの理論
5.レクリエーション支援理論(2)良好な集団づくりの理論
6.レクリエーション支援理論(3)自主的、主体的に楽しむ力を高める理論
7.レクリエーション支援のプログラム(1)リスクマネジメント方法
8.レクリエーション支援のプログラム(2)プログラムの立案方法
9.レクリエーション支援のプログラム(3)プログラムの立案
10.レクリエーション支援のプログラム(4)プログラムの立案
11.レクリエーション支援の演習(1)プログラムの発表(AL)
12.レクリエーション支援の演習(2)プログラムの試行
13.レクリエーション支援の演習(3)プログラムの試行
14.レクリエーション支援の演習(4)プログラムの試行
15.レクリエーション支援の演習(5)プログラムの評価方法と評価・改善、まとめ

事前・事後学習

現代の社会的問題について関心をもち、それに対してレクリエーション支援者の立場からできることを考えておく。
レクリエーション現場実習、保育現場における行事等、これまでに参加した様々な事業を振り返り、運営上の工夫やスタッフの役割について再考しておく。

評価の方法・観点

発表(50%)、授業内の課題(30%)、小レポート(20%)

 

教科書 ・楽しさをとおした心の元気づくり ~レクリエーション支援の基本の理論と方法~(日本レクリエーション協会編、日本レクリエーション協会) ・レクリエーション支援の方法 楽しさをとおした心の元気づくり 補助
参考書 Recrew(レクルー)(日本レクリエーション協会編、日本レクリエーション協会) 幼稚園教育要領(平成29年3月告示、文部科学省) 幼保連携型認定こども園教育・保育要領(平成29年3月告示、内閣府)
試験結果のフィードバック 授業時間内で発表の講評を行い、授業時間外で個々に評価の説明を行う。
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 プログラムの実践発表をする。
双方向型授業の開講