ライフステージ栄養学実習

  • 食:FS2f121
  • 実務家教員担当科目
担当教員 入学年度
室田 享子(ムロタ キョウコ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/実習/1単位 食物栄養専攻/2年/前期/非開放
担当教員 室田 享子(ムロタ キョウコ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/実習/1単位
学科・学年・開講時期等 食物栄養専攻/2年/前期/非開放

授業の概要(目的と目標)

ライフステージ栄養学を基礎とする科目である。
ライフステージ毎の要件を考慮した献立を作成し、その献立に基づいて適切に調理された食事の提供が行えるよう技術を修得する。

学生の到達目標

1.ライフステージ別に食事摂取基準から献立作成の指標となる栄養量を算出できる
2.ライフステージ別の生理的特性を考慮した食材・調理法選択ができる
3.献立要件(栄養量・食材・調理法・形態・時間など)を考慮した献立が作成できる
4.献立表に基づき発注書を作成できる
5.グループ毎に時間内で献立に沿って調理し後始末ができる
6.実習結果の評価・考察ができる(レポート作成)

学位授与の方針(DP)との関連  食:1 3 

授業計画

1.オリエンテーション:(講義・演習)
 科目説明、調理実習にあたり留意事項の確認
 栄養マネジメント・献立作成手順
2.妊娠期の栄養:献立作成(演習)
3.乳児期の栄養:献立作成(演習)
4.幼児期の栄養:献立作成(演習)
5.妊娠期の献立調理(実習)
6.乳児期の献立調理(実習)
7.幼児期の献立調理(実習)
8.学童期の栄養:献立作成(演習)
9.成人期の栄養:献立作成(演習)
10.調乳実習・加工離乳食(実習) 
11.高齢期の栄養:献立作成(演習)
12.学童期の献立調理(実習)
13.成人期の献立調理(実習)
14.高齢者の栄養:嚥下障害食(実習)
15.高齢者の献立調理(実習)

事前・事後学習

ライフステージ別(妊娠期、離乳期、幼児期、学童期、高齢期)の献立を作成するための事前学習。
調理のための手順書、班で取り組むための計画書を作成するための準備。
実習後レポートを作成する。

評価の方法・観点

1.ライフステージごとに作成した献立:栄養特性や栄養基準に沿って適切である(50%)
2.調理実習に臨む態度:調理技術の習得に努力がみられる。効率性や協調性に配慮が見られる(30%)
3.テーマごとの実習考察:実習結果を献立作から振り返り評価、改善点を考察できる(20%)
4.単位認定試験規程第3条4を適用することがある

 

教科書 「ライフステージ実習栄養学第7版」健康づくりのための栄養と食事 医歯薬出版  
参考書 「調理のためのベーシックデータ第4版」女子栄養大学出版部
「日本食品成分表2023」女子栄養大学出版部 
試験結果のフィードバック 授業時間内に実習前の点検・指導、実習結果の講評・解説をする時間を設ける
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 実習グループ毎に事前事後の話し合い
双方向型授業の開講