地域と観光Ⅱ

  • 生:LS2n104
  • 実務家教員担当科目
担当教員 入学年度
庄司 清彦 生活専攻教員 2023年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/演習/2単位 生活科学専攻/2年/前期/非開放
担当教員 庄司 清彦 生活専攻教員
入学年度 2023年度
授業形態・単位等 専門教育/演習/2単位
学科・学年・開講時期等 生活科学専攻/2年/前期/非開放

授業の概要(目的と目標)

「地域と観光I~III」は、グループワークによる問題解決型学習を行うことにより、地域活性化等に向けた活動を地域で実践する。グループによる学習を通じ、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」で構成される「社会人基礎力」を養成することを目的とする。
このうち本講義は、「釧路市観光振興ビジョン(2007年策定、第1期ビジョン)」の「第5章これからの釧路市観光を実現するための9つの観光戦略」を前提として各論を扱い、観光戦略を支える理論的背景を検証する。文献確認、具体データ収集、関係機関や有識者へのヒアリング調査を行う。これらの調査資料は後期に仕上げるレポートの基礎資料とする。
また、「釧路市観光振興ビジョン(2017年策定、第2期ビジョン)」において「第1期ビジョンの検証作業を行っている部分」に重点をおいて、今後の観光戦略の方向性を確認する。
なお、演習においては、次の点について、配意する。
1.釧路地域以外の観光振興やまちづくりの事例の収集
2.実行可能な地域活性化に係る企画案作成に向けて、グループでのテーマを決めて調査する。
3.テーマと関係する団体等とのつながりを通じて協働力を養う。

学生の到達目標

1.多様なまちづくり、観光振興の事例とその意味を説明できる。
2.地域課題や資源を「発見」し、その改善、解決や利用の方法を探ることができる。
3.グループ活動を通し、地域課題の解決方法を具体的な企画としてまとめることができる。
4.学外の関係機関、団体と連携、協力ができる。

学位授与の方針(DP)との関連 生:2 3  

授業計画

1.オリエンテーション
2.地域と観光Iの振り返り
3-6.観光戦略の掘り下げ(食、MICE、ブランド、地域づくり、広域連携、人材育成、情報発信、データ整理等)
7-10.地域活性化事例研究:他地域でのまちづくり、観光振興事例収集、報告資料作成(AL)
11.地域活性化事例の報告(AL)
12-15.地域活性化企画素案作成:グループ形成、素案作成(AL)
16.地域活性化企画素案報告:グループ報告、相互評価(AL)
17-21.地域活性化企画原案作成:原案作成、報告資料作成(AL)
22.地域活性化企画原案中間報告、グループ報告、専攻教員評価および相互評価(AL)
23-26.地域活性化原案調整:実現に向けた調整(関係機関との調整を含む)(AL)
27.地域活性化企画原案報告、グループ報告、専攻教員評価および相互評価(AL)
28-30.地域活性化企画書作成、夏期休業期間の計画、地域と観光IIIの実行に向けた準備(AL)

事前・事後学習

2-6.地域と観光Iの授業時の資料の点検、7-10.書籍、Web等で事例収集、12-15.追加調査、17-21.資料調査および現地調査、23-26. 資料調査および現地調査

評価の方法・観点

1.プログラム報告および企画内容(60%)
2.最終レポート(40%)

 

教科書 講義の中で資料を配布する。
参考書 講義の中で示す。
試験結果のフィードバック プログラム報告および企画内容は講義内で講評し、最終レポートは採点のうえ講評を付して返却する。
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 グループワークや実技演習を実施する。
双方向型授業の開講