心身の発達・学習過程Ⅰ

  • 幼:CS1A231
  • 実務家教員担当科目
担当教員 入学年度
服部 健治(ハットリ ケンジ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/講義/2単位 幼児教育学科/1年/後期/非開放
担当教員 服部 健治(ハットリ ケンジ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/講義/2単位
学科・学年・開講時期等 幼児教育学科/1年/後期/非開放

授業の概要(目的と目標)

1. 生涯発達の観点から、胎児期~老年期までの人の発達についての全体像を学び、そこから子どもが発達していく過程についての理解を深める。
2. 各発達段階における子どもの学習に関する基礎的知識を見につけ、発達及び心理的特性を踏まえた学習活動を支える指導の基礎となる考え方を理解する。
3. 子どもの発達と保育のつながりについて学び、子どもの発達を支援するための保育者の役割について考察する。

学生の到達目標

1. 子どもの心身の発達の概念、それに関する代表的諸理論の基礎、子どもを取り巻く外的及び内的要因との関連を含めて、保育・教育における発達理解の意義を理解する。
2. 乳幼児期から青年期まで各時期における運動発達、言語発達、認知発達、社会性の発達について、その具体的内容を理解する。
3. 学習の概念及びその過程を説明する理論(学習心理学や認知心理学等の諸理論)の基礎を理解する。
4. 乳幼児期から青年期までの発達を踏まえ、各発達段階における発達の支援の基礎となりうる考え方を理解する。
5. 主体的学習を支える動機づけを説明する複数の理論、関連する諸要因を、発達の特徴と関連付けて理解する。

学位授与の方針(DP)との関連   幼:1 3

授業計画

1.オリエンテーション(科目のねらい、授業計画、準備学習、評価の観点)
2.子どもの発達を理解することの意義
3.子どもの発達と環境
4.発達の理論
5.子どもの観と保育観
6.社会情動の発達
7.身体機能と運動機能の発達
8.自己とセルフコントロールの発達
9.認知の発達1
10.認知の発達2
11.言語とコミュニケーション1
12.言語とコミュニケーション2
13.乳幼児の学びに関わる理論1
14.乳幼児の学びに関わる理論2
15.乳幼児期の学びの過程と特性

事前・事後学習

実習やボランティアなどで子どもと関わる際には、学んだことと関連づけて施設や子どもを観察すること(自分の課題や疑問については授業の中で積極的に出して欲しい)

評価の方法・観点

授業毎の「学びのレポート」(リフレクション)60%、グループワークでの発表・積極性40%
*必要な場合はレポート課題を課す

 

教科書 なし。資料については、授業ごとに配布する。
参考書 授業の中で随時紹介。
試験結果のフィードバック 授業時時間外に個別に採点結果と必要な説明・補足を行う。
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 授業内容に関連する保育現場に見られる事例について考え、小グループで討 議する。
双方向型授業の開講