子ども家庭福祉

  • 幼:CS1B223
  • 実務家教員担当科目
担当教員 入学年度
浜尾 勇貴(ハマオ ユウキ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/講義/2単位 幼児教育学科/1年/後期/開放
担当教員 浜尾 勇貴(ハマオ ユウキ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/講義/2単位
学科・学年・開講時期等 幼児教育学科/1年/後期/開放

授業の概要(目的と目標)

1.子どもの最善の利益に配慮した保育と養育者に寄り添い支援できる保育観、支援観を身につける。
2.少子・高齢化社会における、日本の未来を担う児童の健全育成や地域の実情について、子育て支援を含む社会的養護の拡大と重要性、多様化する保育士等の役割と専門性を理解する。
3.多岐にわたる子育て支援サービスと教育や他分野との連携が重要になっているなかで、地域の実情にあわせた子育て支援サービスが展開されていることを理解する。
4.貧困問題など子どもを育てる環境が変化しているなか、社会とニーズの変化に応じたサービスのあり方と地域における様々な地域連携の重要さを理解する。
5.制度を理解し生活の中での活用方法などを理解するとともに制度が変化していく背景を知る。

学生の到達目標

1.子ども家庭福祉の理念、意義、歴史的発展について理解できる
2.子ども家庭福祉における法と制度、機関、施設、費用等の実施体制について把握できる。
3.子ども家庭福祉施策と現状について、各分野の実態と課題を知り理解できる。
4.子ども家庭福祉の専門職と援助技術及び実践について、保育士の役割と関係機関の連携について理解できる。
5.子どもや家族への相談支援や関係者とのネットワークづくりについての基礎を身につける。

学位授与の方針(DP)との関連   幼:1 3

授業計画

1.現代社会(少子化問題等)、次世代育成支援と子ども家庭福祉
2.子ども家庭福祉の理念と児童福祉施策の理解、人権(児童の権利)と課題について
3.子ども家庭福祉の歴史的発展と背景
4.子ども家庭福祉の制度と法体系・実施体制、児童福祉施設の役割
5.子どもの健全育成、地域連携とネットワーク
6.地域での子育てと多様な保育ニーズへの対応
7.社会的養護、児童自立支援
8.児童虐待・DVとその防止
9.ひとり親家庭、貧困家庭と子どもの福祉
10.母子保健
11.障がいのある子どもの理解と対応
12.少年非行・学校(教育)問題
13.子ども家庭の従事者と子ども家庭の専門職
14.援助活動の方法と実際
15.諸外国の動向と子ども家庭福祉の今日的課題。これまでの講義の振り返り
16.定期試験

事前・事後学習

新聞、テレビなどで報道されるニュースや身近な地域で起きていることに関心を持ち自分たちの生活がどのように変化しているかを考える。
世の中で起きていることが他人ごとではなく自分にも関係していることを意識する。

評価の方法・観点

1 定期試験 90%
2 レポート、小課題 10%

 

教科書 使用しない。必要な資料などは随時配布
参考書 必要に応じて紹介や資料配布
試験結果のフィードバック 授業時間内に答案の返却、問題の解説の時間を設ける
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講
双方向型授業の開講