栄養情報の活用

  • 食:FS1e240
担当教員 入学年度
坂田 澄雄・諸橋 京美 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/演習/1単位 食物栄養専攻/1年/後期/非開放
担当教員 坂田 澄雄・諸橋 京美
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/演習/1単位
学科・学年・開講時期等 食物栄養専攻/1年/後期/非開放

授業の概要(目的と目標)

 本演習は、食品や栄養に関する情報(データ)を題材として、統計学的に処理をしてデータが持つ意味を理解することを目的とします。
また、スライド作成ソフトを用いてプレゼンテーションの実践を行います。

学生の到達目標

1.情報の扱い方
情報は客観的に処理しなければならない。この扱い方を理解できる
2.情報の処理
(1)基本統計量
平均、中央値、分散などの基本統計量の求め方、意味について理解して計算できる
(2)基本統計量をコンピュータで処理できる
表計算ソフト(EXCEL)を使い、コンピュータで基本統計量を正しく操作して求めることができる
(3)データの分析
得られたデータから度数分布表、ヒストグラム、箱ひげ図などを作成しデータの性質を分析することができる
(4)データの関係
二つのデータからその関係を数値化し、考察することができる
3.プレゼンテーション
(1)聞き手に伝わるスライドを作成できる
(2)聞き手に伝わるプレゼンテーションを実践できる
(3)アンケートの作成、実施、集計ができる

学位授与の方針(DP)との関連  食:1 2 3 

授業計画

1.データの処理(9回)
・データの種類:質的データと量的データ
・データの代表値:平均値、中央値、最頻値
・データのばらつきを考える:分散、標準偏差、箱ひげ図
・データの分布:度数分布表とヒストグラム
・二つのデータの関係:相関、回帰
2.プレゼンテーションの基礎(4回)
・基本操作とテクニック
・スライド作成とプレゼンテーション練習
・実践、相互評価
3.データ収集:アンケート(2回)
・アンケート作成、実施
・アンケート集計、プレゼンテーションへの活用および講評授業(AL)

事前・事後学習

坂田:データを客観的に分析する技術と能力が必要になります。そのためには、基本的な統計学の図書を参考にすること。
諸橋:プレゼンテーションに向けて授業時間外に受講生同士で相互練習を行う。

評価の方法・観点

坂田:テーマごとに数回にわたるレポートを課します。その評価が中心になります。(60%)
諸橋:プレゼンテーションの基礎、データ収集では最終回のプレゼンテーションを評価します。(40%)

 

教科書 講義・演習時にテキストを配布します。
参考書 情報の扱い方と情報の処理の分野は、統計学(図書館に蔵書してあるものでよい)の書籍を参考にしてください。
試験結果のフィードバック 授業時間内に講評を行う
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 プレゼンテーション
双方向型授業の開講