- 食:FS2f111
担当教員 | 入学年度 |
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渡辺 剛志(ワタナベ ツヨシ) | 2024年度 |
授業形態・単位等 | 学科・学年・開講時期等 |
専門教育/実験/1単位 | 食物栄養専攻/2年/後期/非開放 |
担当教員 | 渡辺 剛志(ワタナベ ツヨシ) |
---|---|
入学年度 | 2024年度 |
授業形態・単位等 | 専門教育/実験/1単位 |
学科・学年・開講時期等 | 食物栄養専攻/2年/後期/非開放 |
授業の概要(目的と目標)
糖質、タンパク質、核酸を題材とした生化学実験を実施する。また、解剖生理学分野の尿に関する実験を行う。講義では、実験の背景や基礎知識を学ぶ。
学生の到達目標
1.微生物や試薬を、安全に取り扱うことができる。
2.実験器具を正しく使用し、実験を遂行することができる。
3.定量実験によって得られた結果を統計処理し、結果の再現性や正確性を認識し、評価できる。
4.科学的根拠に基づいたレポートが作成できる。
学位授与の方針(DP)との関連 食:1 3
授業計画
1.ガイダンス:授業概要、計画、評価についての説明(講義)
2.糖質 1:実験内容の解説、二糖類、多糖類の消化、糖質代謝(講義)
3.糖質 2:ジニトロサリチル酸法(DNS法)によるグルコースの定量実験(実験)
4.糖質 3:糖質分解酵素を用いた活性測定(実験)
5.糖質4:糖質分解酵素によるデンプンの消化、TLCによるデンプン消化分析(実験)
6.タンパク質1:実験内容の解説、タンパク質の消化、アミノ酸代謝(講義)
7.タンパク質2:タンパク質試料の硫安濃縮(実験)
8.タンパク質3:タンパク質試料の透析(実験)
9.タンパク質4:クーマシブリリアントブルー(CBB)色素を用いたタンパク質定量実験(実験)
10.タンパク質5:SDS-PAGEによるタンパク質の分子量推定(実験)
11.尿1:腎臓、尿の検査項目(講義)
12.尿2:尿検査(実験)
13.核酸1:実験内容の解説、大腸菌の液体培地作成(講義、実験)
14.核酸2:大腸菌のゲノム抽出、PCR(実験)
15.核酸3:アガロース電気泳動(実験)
事前・事後学習
各テーマの実験終了後にレポートを作成する。本学図書館で参考文献・資料を調べる。
評価の方法・観点
レポート100%で評価する。
レポートの記述に関して、以下の観点で評価する。
実験方法は、他者が見てその実験を追随できるように筆記すること。
結果は、写真、スケッチ、図や表を挿入し、わかりやすく記述すること。定量試験では、得られた結果を統計処理すること。
考察は、特に課題がなければ、なぜそのような結果になったかを考え、その根拠について参考文献を引きつつ書くこと。
教科書 | プリントを配布する。 |
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参考書 | 必要に応じて講義中に紹介する。 |
試験結果のフィードバック | 授業時間外に添削したレポートの返却を行う。 |
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 | - |
双方向型授業の開講 | - |