特別演習Ⅰ・Ⅱ 庄司ゼミ(映像・メディア)

  • 実務家教員担当科目
担当教員 入学年度
庄司 清彦(ショウジ キヨヒコ) 2024年度
授業形態・単位等 学科・学年・開講時期等
専門教育/演習, 実習, 実験, 実技/2単位~ 全学科/2年/通年/開放
担当教員 庄司 清彦(ショウジ キヨヒコ)
入学年度 2024年度
授業形態・単位等 専門教育/演習, 実習, 実験, 実技/2単位~
学科・学年・開講時期等 全学科/2年/通年/開放

授業の概要(目的と目標)

(概要)
地域社会、起業・団体の課題解決の要望を受けて、課題解決につながる映像作品を制作し、ソーシャルメディアで展開する。
企画書執筆、映像構成、映像撮影、音声収録、映像編集など、映像作品の制作に必要な知識と技能を、実際に映像作品を作りながら獲得していく。
(目的)
地域社会、企業・団体等と連携し、映像メディアを使って、地域の課題を解決する方策を研究する。
ソーシャルメディアの映像プラットフォームを活用し、地域課題を解決するための映像作品を制作して、効果的な情報発信の方法を研究する。
(目標)
地域社会、企業・団体と連携・協力しながら多言語の映像作品を制作し、数多く、再生されるクオリティの作品を目指す。
地域社会、企業・団体の課題を解決するための思考方法・構想力・交渉力など培う。

学生の到達目標

1.映像制作の段階や過程を理解し、それぞれの技能を習得する。
1-1.映像制作の前段階の情報収集(リサーチ)ができ、企画書を書くことができる。
1-2.映像作品の構成を立て、台本を書くことができる。
1-3.企画を実現するために必要な映像を思い浮かべ、カメラで撮影することができる
1-4.撮影した映像を編集し、映像を違和感無くつなぐことができる
1-5.音楽や効果音を考え、必要な音の調整ができる
2.完成された映像作品を分析的に視聴し、言語化して評価することができる。

学位授与の方針(DP)との関連 生:1 2  

授業計画

1. オリエンテーション
2.3.4 テレビ局の番組作りから映像制作の基礎知識を得る(実技・実習)
5.6 連携する地域社会、企業・団体との打ち合わせ、地域課題や要望の理解、解決するため目的・目標の設定(アクティブ・ラーニング)
7.8 企画書の作成・付箋紙を使った粗構成(アクティブ・ラーニング)
9.10 映像撮影・録音の基礎知識と技能の獲得、構図・光・動き・カメラワーク・カメラ機材・音声機材の特性と使い方(実習)
11.12 映像編集の基礎知識と技能の獲得、素材の選択基準・モンタージュ・音(音楽・現場音)の大切さの理解(実習)
13~16 短編映像の制作・完成 ソーシャルメディアへの展開
17~28 映像作品の制作 2分~3分の短編映像を複数本 ソーシャルメディアへの展開・発表
①企画
②目的・目標設定
③調査・情報収集
④撮影・録音
⑤編集
⑥音調整・字幕制作
29.30 ソーシャルメディアの反応分析 実践報告

事前・事後学習

・アカデミー賞受賞作の映画やテレビのドキュメンタリー番組など良質な作品を多く視聴すること
・地域社会、企業・団体の課題を解決するための情報収集を常に心がけること
・映像の撮影は、天候や相手先の都合に左右されるため、学修に必要な時間的自由度を保つこと

評価の方法・観点

・制作した映像の品質や本数(30%)
・ソーシャルメディアプラットフォームのアナリティクス評価(30%)
・連携する企業・団体などからの映像作品の評価(40%)

 

教科書 書籍名:大学生のための動画制作入門:言いたいことを映像で表現する技術,著者:黒岩亜純,宮徹,出版社 ‏ : ‎ 慶應義塾大学出版会,発売日 ‏ : ‎ 2017/4/27
ISBN-10 ‏ : ‎ 476642428X
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4766424287
参考書 書籍名:図解だからわかりやすい映像編集の教科書,著者:井上秀明,出版社 ‏ : ‎ 玄光社 ,発売日 ‏ : ‎ 2007/5/16
ISBN-10 ‏ : ‎ 4768302440
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4768302446
試験結果のフィードバック 試験は実施しない
アクティブ・ラーニング要素を含む授業の開講 最初のオリエンテーションを除いて、ほぼすべての回がアクティブ・ラーニングや実技となる。
双方向型授業の開講 実習や実技が主となるほか、大学以外の場所で撮影を行うため、実施できない
その他 地域連携活動となるため大学の外に出て授業や活動・実習が多く展開される。
相手先の都合に合わせた撮影、天候に左右される屋外の撮影などが頻繁に発生する可能性がある。
このため、ゼミの日程が、土曜日や日曜日、夏休みなどに設定される場合がある。